*2007年リリース
*シルクスクリーン
*【イメージサイズ】 :22.0×22.0(cm)
*【額付サイズ】 :42.5×41.5(cm)
ゴールドでワイドな平額にクリーム色の立体マット落とし込み。額幅45㎜。
作家推奨額です。
*【作品モチーフ】 :パリ(フランス)
*【作品証明書】 :版元(株式会社アートテラス)が発行する正規の作品証明書が付きます
*【額裏サイン】 :ご希望のお客様にはサービスで、額裏へ作家から、お客様のお名前とサイン入れをいたします
*【現品限り】
*【送料無料】国内の送料は無料です(一部離島を除く)
*【作品コメント】
『サン・ジェルマン・デ・プレ』
原画タイトル「サン・ジェルマン・デ・プレ教会前広場、雨上がりの小さな詩」
ヨーロッパの都市のうち、今までに最も頻繁に訪れているのは、おそらくパリの街だろう。
それなのに、秋もたけなわの紅葉の季節は、この時が初めてだった。
この時期の日本は、いわゆる「芸術の秋」ー展覧会シーズンでもあり
多忙にまかせ、まとまった旅程を取ることが毎年難しかったせいなのだろう。
18世紀頃の建物が中心を成し、街並が統一されているパリは、
他のどの季節でも独自の雰囲気を持ち、美しい街だといつも感じるが
深秋の顔は、少し切ないような大人のセンチメンタリズムを刺激してやまない。
パリ左岸きってのお洒落エリアであるサン・ジェルマン・デ・プレ。
描いた場所の右手前側には、サン・ジェルマン・デ・プレ教会、
その対面側には、ランボー、ピカソ、ヘミングウェイらも通ったという
有名なカフェ「ドゥ・マゴ」がある。
ここはバス停の並ぶ、小さな広場になっている場所。
教会前を貫けてセーヌ河畔へ出ようと、ボナパルト通りへと足を向けた時、
このシーンに出会うことが出来た。
きまぐれに降ったり止んだりしていた小雨に濡れた石畳に光が反射し、
暗く沈んだ空をバックに、金色に色づいた街路樹が、
街頭や店の照明に絶妙に照らし出されていて、なんとも美しい。
そんな風景を横切って、人々が忙しげに行き交っていた。
「小さな秋」の歌の一節が、頭の中をふっとよぎり、
ミニアチュールのように、キャンバスに描かれた小さな小さな絵が頭に浮かんできた。
笹倉鉄平