*2008年リリース
*シルクスクリーン
*【イメージサイズ】 :73.0×27.5(cm)
*【額付サイズ】(笹倉鉄平推奨額):92.0×45.5(cm)
(額変更について、特にご指定がない場合は、笹倉鉄平推奨額にて額装いたします。額の変更をご希望されるお客様は、ご注文時にお知らせください)
*【作品証明書】 :版元(笹倉鉄平オフィス)が発行する正規の作品証明書が付きます
*【作品モチーフ】 :ザルツブルク(オーストリア)
*【額裏サイン】 :ご希望のお客様にはサービスで、額裏へ作家から、お客様のお名前とサイン入れをいたします
*【新品額装】新しく額装してお届けいたします
*【送料無料】国内の送料は無料です(一部離島を除く)
*【作品コメント】
音楽の都として知られるオーストリア、ザルツブルク。
開催される音楽祭は世界中に知られ
ミュージカルの名作「サウンドオブミュージック」にも登場する。
また、街角のあちらこちらでは音楽家を目指す学生やその卵たちが
奏でる音色の演奏レベルの高さにも驚かされる。
そんな街の旧市街にある幅3mほどの狭い道、ゲトライゼ通りの「9番地」には
かのヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの生家があり、
訪れる音楽ファンも後を絶たない。
通りの両側には商店が隙間なく並び、
手の込んだ金属細工の看板がその店先に突き出すように掲げられ
眺め歩いていると、まるでクイズで何の店なのか次々と答えていくような気分になってきて楽しい。
昔から、文字が読めない人にも一目でわかるようにと、発展した素晴らしい伝統である。
そんな美しい看板の中で、黄金の鹿と長靴がふと目に留まり
なぜか、トナカイとクリスマスのブーツに見えてしまった。
更に、その手前の看板は、ハートとそれを開く鍵として並んでいる様に思えてならなくなった。
そうこうしているうちに
「クリスマスの時期のこの通りは、どんな風になるのだろう?」と
自然に思いを巡らせ、、、そんな想像が、この絵へとなっていった。
訪ねたのは5月だったというのに、夜風がとても肌寒かったこともあったのかもしれない。
肩をすぼめながらジャケットの襟を立てれば、気分は12月へ飛んでしまったようだ。
笹倉鉄平