*2018年制作
*キャンバスジクレー
*イメージサイズ :34.9×80.2(cm)
*額付サイズ(笹倉鉄平推奨額):52.3×97.8(cm)
*額装 :オフホワイトの3段内流れサオ(シルバーラインあり)、クリーム色の落とし込み
*額裏サイン(ご希望のお客様にはサービスで、額裏へ作家から、お客様のお名前とサイン入れが出来ます)
*作品証明書 :版元発行、正規の作品証明書が付きます
*作品モチーフ:プリンスエドワード島(カナダ)
*【新品額装】新しく額装してお届けいたします
*【送料無料】国内の送料は無料です(一部離島を除く)
*作品コメント
『シャーロットタウン日暮れ前』
“Charlottetown,Before Sunset”
"カナダ建国の地"といわれるシャーロットタウンは、
北米大陸の東海岸に寄り添って在るプリンス・エドワード島の州都・・・
とは言っても、自然が豊かな島の、人口3万人程の長閑な町。
この島が舞台の有名な文学「赤毛のアン」に親しまれた方なら、
ご存知の名前ではないでしょうか。
島を訪ねたのは、新緑の季節。
比較的暖かな日の夕刻。
まるで「アン」の物語に登場する"ブナの木屋敷"のような
瀟洒な家々が並ぶ、海岸通りを歩いた帰り道。
既に薄暗くなり始めた公園から、何やら歓声が響いてくる。
近づいて見れば、バットを握る子やボールを追う子供たちが・・・
ああ、野球をしているんだ。
ヨーロッパでは、子供が集まって遊んでいるシーンには出会っても、
"野球"に出会ったことが無く、なんだか新鮮に感じた。
そういえば、絵の中に描いたことも無かった。
自分も小学生の頃。
日没の迫る校庭で、ボールが見えなくなることを惜しみつつ、
あと1イニング、あと1アウト、あと1球と・・・ぎりぎり迄遊んでいた。
突然、あの頃の感覚が胸によみがえってきた。
そんな「日暮れ前」の郷愁に気持ちをゆだねつつ、
美しい夕暮れ空と平和な家並みの風景画として描いた。
笹倉 鉄平